今朝、N○Kニュース。
学習指導要領の改定で中学の体育で武道・ダンスが必修となったために悪戦苦闘している体育教師の話をやっておりました。
この話、以前にも何度か取り上げられておりまして、経験のない教師が付け焼き刃的にダンスや柔道を習う姿をテレビで目にされた人は多いと思います。
ダンスの場合は、その真剣な姿を滑稽な見せ物的な取り上げ方をされていて少々お気の毒な感じがします。
片や武道の場合、よく取り上げて問題視されているのが柔道。組み手の時などの事故で重篤な障害を負ったり死亡したりといった話がよく取り沙汰されています。
私も高校時代の体育の授業で柔道をやらされましたが、組み手は嫌でしたね。体格の関係で柔道経験者と組むことが多かったですが、いいように投げられましたね〜。ですがその分ダメージは少なかったように思います。たまに未経験者のヘタな者同士が組んだとときは、もう何が何だかってな具合で・・・。一度はホントに首の骨を折りそうな落とされ方をしたことがありましたが、危険この上ないです。
文科省の言い分にはイイことが並べてありますが、そんな一年間に数十時間あるかないかの授業時間でそんなこと身に付くわけないじゃないですか。教える側も教わる側もたまったもんじゃないですね。
そんなことよりも、今の学生さんには「正しく立つ」「正しく歩く」っていうことを若い時分にしっかりと身に付けて頂きたいと思いますね。
今日も通学中の学生さんと遭遇しましたが、頭を前につき出して背中を丸めた姿勢のなんと多いことか。10代のうちからそんな猫背姿勢をしていたんじゃ肩こり・腰痛が増えるのも当たり前。
歩く姿も踵を引きずるような歩き方で全体的にドンヨリした感じ。まるで今の日本社会の縮図。そんな姿にしたのは我々大人の責任でもあるわけなのですが・・・
「立つ」「歩く」っていうのは基本中の基本。ですが、これってシンプルな割に意外と難しいこと。そこを若いうちからカラダに染み込ませておかないと、あとで正そうと思っても時間が掛るんですよね。この仕事を始めてから特にそう感じております。
「じゃあ、お前の姿勢、歩き方はどうなんだ?」っていわれると・・・
「只今、誠意努力中です」m(_ _)m
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